脳力の使い方
『脳の記憶容量をコンピューターの理論で疑似的に算出したところ、17.5テラバイトという数字が導かれました。「ウィキペディア」の情報総量は約1テラバイトですから人間の脳は「ウィキペディア」の約17個分の情報を記憶できる』
人間の脳は容量だけで言えば、辞書何冊分もの内容を記憶できる能力を秘めています。それこそマルチリンガルの人は日〇辞書、〇日辞書を何冊も持っているのと一緒です。
しかしほとんどの人か母語一つしかしゃべれないのは何故でしょう?
人間は生まれてから見てきたものをすべて記憶しているそうです。
ここからは私の独自の見解ですが、だからこその17.5テラバイトの容量なのでしょう。このブログでも紹介した言語より、絵・画像の方が記憶に残るも、言語を一つ一つ記憶するより絵一枚を記憶する方が早いし、容量も少なくて済む。
記憶の定着の項の『2週に3回使った記憶は長期記憶に保存される』も、使うほど脳の神経細胞がつながりやすくなるからお目当ての記憶までたどり着きやすくなります。
ちょうどパソコンでファイルを探したら、その検索履歴が残って次回検索しやすくなるしGoogleの検索でも一緒です。一度探し当てた情報もブクマすれば次回からは苦も無くその情報にたどり着けます。
記憶(情報)にリーチする方法が巧みになっていくだけで、他のあまり重要でない(とその時判断された)情報も多分どこかに残っているのではないかと思います。
なんたって17.5テラバイトもあるのですから。
そう考えるとフラッシュバックや既視感(ディジャブ)も説明できそうです。
重要度が低いとされた情報もどこかに残っていて、何がきっかけとなるかわかりませんが、たまたまその奥深くになる記憶領域とつながり、前後の脈絡がなくその情報を思い出し上記の現象になるのかなと。
ともかく大事と思った記憶は逐一思い出しましょう。
受験勉強や資格試験等も詰込み型の勉強法ではなく、インプット3アウトプット7でインプット法も2週間のスパンで3回確認(インプット)することが最強の勉強方法と言えそうです。