データが大事

ブログタイトルはデータが(だいじ)と(おおごと)とも読み、二つの意味を持ちます。作家の日垣隆氏の著作である子どもが大事にあやかったタイトルです。データにまつわるおおごとでだいじな諸々を記事にしています。

10-30-100の法則

10-30-100の法則、あまり聞き覚えがないと思います。

『会議で出そうな質問に対して、事前に文章でまとめておく。そうすれば質問が出ても、瞬時に適切な回答ができるはずです。』

『私の数百回を超える講演、セミナーの質疑応答、議論から導かれた経験的法則ではありますが10問で70%30問で90%100問で99%をカバーするイメージです。』

『ひとつの議題から、出てくる質問は無限にあるわけではありません。自分で質問を書き出してみましょう。10個くらいは書けると思います。それに対して自分の答えを用意しておけばいいのです。たった10問の質問に対して準備しておくだけで、70%がカバーできます。』(アウトプット大全

 

当然30問を想定すれば90%を、100問でほぼ100%をカバーできると著者は言います。

 

多分たくさんの方が経験則でこの法則を体感していると思います。

例えば学校のお勉強です。偏差値を30から40に上げるのと、40から50へ、50から60へ上げるのではその勉強量・時間は単純な比例関係ではないことが体験的にわかるかとおもいます。何事も物事を100%に近づけようと思えば、100%に近づけば近づくほどそれにかかる労力は乗数で増えていきます。

 

ほどほどの努力で適度な結果を得られる仕組みを目指したいですね。

 

 

●参考文献 『アウトプット大全』著者:樺沢紫苑 サンクチュアリ出版