データが大事

ブログタイトルはデータが(だいじ)と(おおごと)とも読み、二つの意味を持ちます。作家の日垣隆氏の著作である子どもが大事にあやかったタイトルです。データにまつわるおおごとでだいじな諸々を記事にしています。

健康データまとめ@アウトプット大全

・笑顔の効用

 

『笑顔をつくるとわずか10秒で、「安心」しているのと同様の身体的な変化が現れました。』

脳科学的にいうと、笑顔をつくるとセロトニンドーパミン、エンドルフィンという脳内物質が出ます。(中略)笑顔には緊張を緩和してストレスを解消する作用があるのです。』(アウトプット大全

 

緊張してると笑顔なんてできない、という方もいると思います。逆なんです。

緊張している時、表情だけでも笑顔にするとそれによって脳内物質が分泌されてストレス物質が減少し、心からの笑顔になることが出来ます。鏡を見ながら笑顔の練習する例のアレ、脳科学的に大正解なんです。

みなさんも何かあったときに咄嗟に笑顔になれるように練習しておきましょう。緊張がほぐれるはずです。

 

・泣く効用

 

『感情のアウトプット、「笑う」の反対は「泣く」です。』

『「泣く」のを我慢するとストレスがたまり、「泣く」ことによってストレスが発散されます。』(アウトプット大全

 

泣くことでもストレス発散することが出来ます。しかも泣くのを我慢することはストレスをためることになるのです。

世代によっては男はめったなことで人前で泣くんじゃないと言われて育てられたと思いますが、あれだとストレスをうちにためこむことになるんですね。

ある世代はストレスコントロールが苦手な世代といえるかもしれません。

 

・怒りをコントロール

 

『怒りっぽい人はそうでない人に比べて、心筋梗塞狭心症のリスクが2倍以上に高まります。特に激しい怒りの後では、心筋梗塞や心臓発作を起こすリスクが4.7倍に上昇するという研究もあります。』(アウトプット大全

 

いわゆるカッとなる状態は本人の健康にとっても、周囲の雰囲気も壊すこともあり、何一つ良いことがないのがわかります。特に健康にとっては寿命を縮める可能性すらあることを知っておきましょう。

 

・睡眠の効用

 

『睡眠不足というのは6時間未満をさします。』

ペンシルベニア大学の研究で、(中略)毎日6時間しか寝ていない人は、毎日、徹夜明けで仕事しているのと同じだけの仕事しかこなせないという、衝撃的なデータです。』

『睡眠不足の人は、がんのリスクが6倍、、脳卒中のリスクが4倍心筋梗塞のリスクが3倍。十分に寝ている人と比べて、死亡率が5.6倍に高まります。』(アウトプット大全

 

ショートスリーパーの方がいますが、寝なくても平気なのと、体に対するダメージは違うと思います。そういう研究データがまだないので断言はしませんが、基本7時間以上の睡眠をとる方が健康に良いと思います。

 

 

●参考文献 『アウトプット大全』著者:樺沢紫苑 サンクチュアリ出版 2018年8月